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豆知識コーナー第1回(2020年2月29日)~2025年2月21日 第4回 ミニディスク(MD)はなぜ衰退したのか? 2025年1月23日、ソニーより、2025年2月をもってミニディスク(MD)を生産終了することが発表されました。 MDプレーヤーは2020年に全メーカーが生産を終了し、MD自体もソニーが唯一生産を続けていたメーカーであったため、これによりMDは完全に店頭から姿を消すことになります。 MDは、1992年にソニーより発売された、直径6.4cmの小さなディスク(カートリッジも含めると横7.2cm、縦6.8cm)です。 元々は、当時録音メディアとして主流であった、カセットテープに取って代わる、新たな録音メディアとして開発されました。 MDは、カセットテープとは違ってCDの音源をデジタルのまま録音ができ、クリアな音質で音楽を楽しむことができました。 また、MDはカートリッジの中にディスクが入っているため、ディスクが保護され、CDのように記録面に傷がつく心配も少なかったです。 MDが発売されると、瞬く間に人気となり、様々なメーカーからMDとMDプレーヤーが発売されました。 2000年には、最大4倍の時間のステレオ録音を可能にしたMDLP規格が導入され、この規格は今までのMDのユーザーに歓迎されました。 ただし、この後、MDは衰退の一途をたどっていきます。 なぜ、MDは衰退してしまったのでしょうか? 主な理由は、iPodの登場です。 2001年に、アップルよりiPodが発売されました。 当時のiPodの特徴として、1台で5GBのHDDを搭載していることが挙げられます。 これは、MDが74分のディスクで162MB、80分のディスクで177MBであったことを考えると、約30枚分のMDが1台のiPodで済むことになります。 また、MDはCDのデータを約5分の1に圧縮しているのに対し、iPodではCDの音質そのままで音楽を記録することができました。 さらに、2004年には、アップルが公式で「Hello, iPod. Goodbye, MD」というスローガンを掲げていました。 同時期にソニーもメモリータイプの音楽プレーヤーを発売していましたが、容量に関してはiPodに遠く及ばず、またiPodと違い、著作権保護の観点から、ダウンロード販売で購入した音楽の転送回数を制限していたため、普及しなかったと考えられます。 入手困難になる前に、最後のMD「MDW80T」をダッシュで購入しました。 ![]() MDW80T。中央にminidiscのロゴが書かれている。 ![]() ケースが付属。ケースの中に収録曲とかを書く紙が入っている。 ![]() こちらはラベルシール。 ![]() 透明なカートリッジの中にディスクが入っており、再生するには「カートリッジごと」プレーヤーに入れる。 今回は以上です。それでは! 2024年11月11日 第3回 ポッキーとプリッツの関係 4年ぶりの豆知識コーナーです。 なんでこんなに更新がなかったのかというと、正直わたしもよく分かってません。 syunの日記はたまーに更新してるのにね(;´∀`) あなたは、ポッキーとプリッツを知っていますか? どちらも江崎グリコが販売している、棒状のお菓子ですね。 ポッキーは棒状のクッキーにチョコレートがコーティングされていて、それに対してプリッツは塩の効いた味が特徴ですね。 そんな江崎グリコは1999年11月11日に、毎年11月11日を「ポッキー&プリッツの日」に制定しました。 これは、ポッキーとプリッツの形が数字の1に似ていることが由来です。 ところで、ポッキーとプリッツの間にはどんな関係があるのでしょうか? まず、ドイツ発祥のパン「プレッツェル」からヒントを得て、担当者が新しいおつまみを開発しようとする中、発売前にプレッツェルという名前からとった「プリッツ」という製品名の商標登録をしました。 そして1962年4月、広島県でおつまみ用の「プリッツ<ソーダスティック>」のテストセールを開始し、1963年11月にはおやつとしてのプリッツ「バタープリッツ」のテストセールが名古屋地区で行われました。 その後、まだ日本では「チョコスナック」という概念がなく、既に欧米ではスナック感覚で食べられるチョコがあったことから、江崎グリコ社内では「プリッツ」にチョコレートをコーティングした商品の構想が浮かんでいました。 しかし、プリッツ全体にチョコをかけてしまうと、手に持った時に手が汚れてしまう、1本1本銀紙で包めば手は汚れないが、生産コストが高くなるなど、実現までには高い壁がありました。 そこで開発チームの一人が、「プリッツ全体にチョコをかけなければ、汚れずに手に持てるところができる」というアイデアを思いつき、1966年1月に「てくてく歩きながら食べる」ということで「チョコテック」という名前で寝屋川市にてテストセールが実施されました。 1966年10月には、食べる時の擬音「ポッキン」から、「ポッキーチョコレート」と名前を変えて広島市でテストセールが行われました。 まとめると、プレッツェルというパンが元になってプリッツが生まれ、その後プリッツにチョコレートをかけるという構想からポッキーが生まれたということですね。 なんと、プリッツの方が歴史が長いとのことです。 ぜひ、店に行ったときには、ポッキーとプリッツを買ってみてください! それでは! 2020年10月4日 第2回 ガチャガチャの「対象年齢15才以上」の意味 久しぶりの豆知識コーナーです。 皆さん、ガチャガチャを回したことはありませんか? 誰もが一回は回したことがあると思います。 そして、今回の話題となる「対象年齢15才以上」のガチャガチャを見たことはありませんか? 私もよくガチャガチャを見かけますが、今まで見てきた中では対象年齢15才以上のガチャガチャが大半を占めます。 昔はもっと少なかった気もします。 そして、この対象年齢15才以上のガチャガチャについて疑問が出ます。 「なんで15才以上?そんなに危険じゃないじゃん!」 「14才が口に入れたりするわけないじゃん!」 では、説明しましょう。 対象年齢15才以上のガチャガチャには、以下の内実があります。
つまり、対象年齢が15才以上になっているものには、STの審査を受けていない場合があります。 後者については、ただ単に大人をターゲットにしているだけです。 この場合、対象年齢が16才以上、18才以上になることもあります。 如何でしたか? 今回の内容については、情報量が少なかったため、情報収集に苦労しました。 これからも、豆知識をどんどん公開していきたいと思います。 では、以上です。 2020年2月29日 第1回 閏年は4年に1回ではなかった!? 今回が初めての豆知識コーナーです。 では、今回紹介する豆知識は、閏年に関係することです。 皆さんは、閏年を知っていますか? 閏年は、地球の回転と日付のずれを補正するためにある年で、2月が29日間になります。(2022年9月10日 自転→回転に訂正) 今年は、2020年で、閏年ですね。 では、どんな年が閏年なのでしょうか? 閏年は主に4年に1度ありますね。 だがしかし、閏年は4年に1度あるとは限りません! 閏年になるための定義は、
ですが2,3は知らない人が多いのではないでしょうか? これに従うと、1900年は平年(閏年以外の年,2月が28日間の年),2000年は閏年になります。 理解できましたか? 以上です。 |